はじめに
英英辞典の通読の復習について、応用編の続きです。
Weblioのメニューで「英単語帳」⇒(左側の)「単語帳の復習」とたどると3つの形式で単語帳の復習が可能になっています。以前、記載した復習の応用的な方法の続きとして、以下の3つのを説明します。
- 4択の選択問題として復習(点数で理解度を測る)
- フラッシュカードで復習(手早く、音声を聞きながら眺める)
- ディクテーションで復習(音声を聞き、書き取りを行う)
- 4択の選択問題として復習
「選択式の問題での復習を開始する」を選ぶと、4択の選択問題として復習が可能です。この時、4択の問題は自分で作成した単語帳から出題されます。出題されるフォルダを選択することで「今日はAの単語を復習する」等が可能です。
私は、この機能を用いて、主に前日や少し前に登録した単語をテストする形で復習していました。最大50問までのテストが可能なのですが、私の場合は50問を、回答に6,7分、確認に3分程度(主に間違った単語を眺め音声を聞く程度)の、合計10分程度で行っています。
パソコンの場合は、(デフォルトの設定ですが)「出題ページの設定」で「1ページにすべての問題を表示する」を選び、画面のスクロールはスペースで行うと、一気に次の未回答の問題に飛ぶので便利です。
この4択問題ですが、(選択肢に時々意味不明な語句が出てくること等、不具合もありますが)、「50問中何問正解できた」と言うゲーム感覚で復習出来て良い気がします。
なお、Weblioには、これとは別に「英語力診断」という25問の英単語のテストがあるのですが、そちらは意味を選ぶ4択に加えて「1~4に正解無」と言う5つ目の選択肢があり難易度がぐっと上がります。それに比べて、この4択問題の場合は、4つの選択肢の中に必ず回答があるので、分からない場合でもじっくり考えて(語源や接頭・接尾語を見ながら)思い出す事や、間違えた場合の見直しで、暗記に大きな効果があると思います。
なお、Weblioには、これとは別に「英語力診断」という25問の英単語のテストがあるのですが、そちらは意味を選ぶ4択に加えて「1~4に正解無」と言う5つ目の選択肢があり難易度がぐっと上がります。それに比べて、この4択問題の場合は、4つの選択肢の中に必ず回答があるので、分からない場合でもじっくり考えて(語源や接頭・接尾語を見ながら)思い出す事や、間違えた場合の見直しで、暗記に大きな効果があると思います。
なお、「出題の設定」で英和、和英、英英と選択できるのですが、私は、英単語が出てきてその意味を日本語の4つの選択肢から選ぶ英和で行っています。英英辞典の通読を行っていた訳で英英で復習すべきかもしれませんが、やはり負荷が高いです。そこで、まずは日本語でしっかり意味を確認するためにも英和から始めるのが良いと思います。因みに、和英はうまく動かないようです。
- フラッシュカードで復習
「フラッシュカードで復習する」を選択すると、選択した単語帳のフォルダについて1単語ずつ単語の意味が隠れている状態で、その意味を思い出す復習ができます。所謂、単語カード(表に英単語、裏に意味が書かれたカード)での復習に近い復習法だと思います。
この復習方法は(パソコンの場合ですが)画面下の方にあるキーボードショートカットを使う事でぱっ、ぱっとと素早く復習することがポイントだと思います。
具体的には、キーボードのスペースキーに左の親指、矢印キー右手を置いて、単語を覚えていたら、すぐに右→で意味を表示しチラッと確認し、すぐにもう1回右→で素早く次の英単語に進む(1秒以下)。もし覚えていなければ、スペースキーで音を聞いたりしながら思い出しつつ、右→で意味を確認する、その後次の単語に進むの繰り返しです。またもう覚えたと自信が持てた段階で上↑で、学習状況を「覚えた」へ変更させます。
なお、4択、フラッシュカードとも「覚えた」「学習中」の区別で出題される単語を選ぶ事ができるのですが、もともとが英英辞典のかなり難易度が高い単語だけを単語帳に登録している訳で、その中から「学習中」だけで出題されると厳しいです。そこで、まずは全単語を出題するようにし、その中で「覚えた」単語を増やしていくのが良いと思います。
- ディクテーションで復習
「ディクテーションで復習する」を選択すると、音声を聞き単語の綴りをキーボードで入力する復習となります。このディクテーションは効果のある学習法だとは思うのですが、英英辞典の覚えきれてない単語向けとしては、難易度が高くあまり利用出来ていません。
しかし、何度も聞いて綴りを頑張って書いてみる、間違った場合でも自分の書いたものと正解を比較する事ができるという点は効果があると思っており、余力があれば、もしくは、もう少し難易度の低い単語を集めて練習すると良いと思います。
具体的には、上記の図にあるようなaccomplice(共犯者)と言う単語について、音を頼りにacompoliceと聞き取ったとして間違いな訳ですが、正しいスペルの気づきになるとともに、次に文脈の中でaccompliceに出会った際に、共犯者と思い出せる確率があがると思っています。また、flank(側面)、frank(率直な、フランクな)と言ったLとRの区別等は、見て覚えるのに加えて、ディクテーションで音での区別もしておくと良いのかと思っています。