参考文献
既に何度か書いていますが、この英英辞典の通読については、「中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム」と言う本を参考にしており、この本自身はボキャビルだけではなく英語学習について様々な示唆がある本ですので非常にお勧めです。
英語の勉強法を考える際には是非、購入して読んでもらえると良いと思います。
内容をざっくりと
実際には購入して読んで貰うとして、ボキャビルの部分(114ページ分あります)についてその概要を紹介すると、
- ボキャビルのウソとホント
「単語はどれだけ覚えたらいい?」「英検1級レベルの単語はネイティブでも知らない?」と言った質問に対して、実際の小説を引き合いに出しながら解説と言った非常に分かりやすい例でボキャビルの重要性を示しています。 - ポケット版の英英辞典のメリット
実際に必要な単語は上級用の単語集でも足りないという前章の議論を受けて、ポケット版の英英辞典を覚える事を提案しています。 - 電子辞書のヒストリー機能のメリット
ボキャビルの部分の半分程度を割いて英英辞典の暗記のツールとしての電子辞書、特にヒストリー機能のメリットについて述べています。従来の単語カードではなく電子辞書のヒストリー機能を使うと言う点が本書の一番のポイントだと思われます。
別途、記載しますが私はこの電子辞書の部分をオンライン百科事典サイトのWeblioの有料版に置き換えて取り組んでいます。 - 英英辞典とヒストリー機能を組み合わせた覚え方の具体的な手順
具体的な手順(下準備、暗記、復習)やかかる期間について記載しています。
かなり具体的ですが、特にP111にある「1年くらいで終える気持ち」と言う記載は、この取組が修行だと思わせてくれます。
その他、どの単語から覚えるべきか、忘れやすい単語はどうするべきか等参考になります。 - ちょっとしたコツやヒントなど
この修行を終えた(続けられている)著者(先輩)からのアドバイスかと思います。
と言う訳で、私は筆者のボキャビルは重要、英英辞典を覚えようと言う部分に共感し、ツールの部分だけは現代的な(かつ私はそっちが優れていると考えている)ものに変えて、取組を行っています。
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